宮崎中央卸売市場の「カンカン通り商店街」にひっそりと佇む「おかしのしょうき庵」。早朝6時から営業している、知る人ぞ知るディープな名店です。全国からお客さんが訪れるという名物おばあちゃんとの会話も楽しい、市場ならではの人情味とサクッと軽いチーズ饅頭の魅力をお届けします。
おかしのしょうき庵のチーズ饅頭:検証スペックデータ

- 重量: 46.24g
- サイズ: 直径 約6.5cm / 高さ 約3.0cm
- チーズのpH値: 6.13
- 原材料の特徴: 小麦粉、マーガリン、アーモンド粉など
- パッケージ: フランス語があしらわれたお洒落な個包装

予想を裏切るpH6.13!サクッと生地×ゴロっとチーズ
デジタルスケールでの測定結果は46.24gと、なかなかのボリューム感です。パッケージ裏の成分表を確認すると、生地には「マーガリン」と「アーモンド粉」が使用されています。このマーガリンの効果で、外側はカリッとした食感を保ちつつも、全体的に重すぎずあっさりとした軽快な口当たりに仕上がっています。アーモンド粉が入っている点も、香ばしさを引き立てるポイントです。
半分にカットしてみると、カチカチの固形ではなく少し柔らかめのチーズがたっぷりと詰まっています。テイスティング時に感じたはっきりとした酸味から、pH値は低め(酸性寄り)と予想されましたが、実際の測定値は「pH6.13」。意外にも薩摩蒸気屋(pH6.18)に近い、数値上はマイルドな結果となりました。なぜ舌の感覚とデータに差が生まれたのか?当ラボでは「マーガリン生地の低油脂感」と「チーズの水分量(テクスチャー)」に着目しました。バターを贅沢に使う濃厚な生地とは異なり、マーガリンベースの生地は口当たりがあっさりしているため、チーズが持つ本来の酸味や塩味がダイレクトに舌の味蕾に届きます。さらに、カチカチの固形ではなく柔らかめのチーズが採用されていることで、口の中で素早く溶け出し、pH値以上にキリッとした酸味を感じさせる仕掛けになっていると分析できます。

昭和レトロな店構えと名物おばあちゃんの接客
黄色い手書き風の看板が目印の店舗は、店先に商品が並ぶものの基本的には無人です。商品を見ていると奥の作業場から年配の女性が出てきて対応してくれます。

東京や大阪、福岡などから訪れた過去のお客さんのエピソードを次々と語ってくれる独自の接客スタイルも、このお店の大きな魅力です。「年だから指がかなわなくて…」とお釣りを数える姿も含め、綺麗に整った洋菓子店では味わえない、ノスタルジックで温かいコミュニケーション自体が、おかしのしょうき庵を訪れる価値になっています。
市場の広々とした駐車環境があり、車でのアクセスも抜群です。宮崎のディープな魅力を味わいたい方に、強くおすすめしたい逸品です。
他店データとの比較から見る「しょうき庵」の位置付け
当ラボの計測データと照らし合わせると、おかしのしょうき庵(46.24g / pH6.13)は、重量面では標準的な30g台(お菓子の日高など)を大きく超えるボリューム派に分類されます。
また、pH6.13という数値は「マイルド系」に分類されますが、同じマイルド系の『薩摩蒸気屋(pH6.18)』がしっとりとした重厚感のある生地なのに対し、しょうき庵はアーモンド粉とマーガリンによるサクッと軽い食感が特徴です。「マイルドなチーズ×軽快なサクサク生地」の組み合わせを楽しみたい方には、間違いなく宮崎トップクラスの選択肢となります。
※さくさくチーズ饅頭のリンクはこちら



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